給食について | 学校法人鏑木学園　にしはら幼稚園

幼児一人ひとりが給食を通じて、栄養のバランスのとれた食事とそのマナーを身につけ健康の喜びを味わうことを目的として、完全給食を実施しております。本園は園内に調理施設があり、専属の栄養士が献立をたてベテランの調理師が子どもたちの給食を作っています。

幼児期は食生活の基礎づくりの時期です。食習慣が形成され、食に対する自立が芽生えてくる大事な時期でもあります。食習慣は、容易に作り出されるものではなく、日常の行動パターンが繰り返されることによって自然に身に付くもので、幼児期の食体験が、大人になった時の嗜好（好き嫌いなど）や健康状態に大きく反映してきます。またこの時期は、身体的にも精神的にも著しい成長がみられます。
当園では食生活を通じて心身ともに元気に健やかに育つよう次のようなことをねらいとして完全給食を実施しています。

●家庭内での偏食を補い、好き嫌いをなくす。
●園生活で明るい社交性を養い、基本的な食事のマナーを身につける。
●食物の持つ役割を学び、食事に対する親しみを持つ。

友達や先生と一緒の食事……そこで交わされる会話や笑顔は直接・間接的においしい給食につながります。もちろん、担任は配膳から片付けまでを一緒に過ごし食事の面での子どもたちの様子を把握し、給食室とのきめ細かい連絡を取り合っています。

●調理する人と園児たちとの直接の触れ合いが多いので、子どもたちの状況が把握できより良い給食を実現できる。
●適時・適温の給食配膳ができる。
●給食参観・リクエスト献立・行事食・アンケートなどにより家庭との連携を保ち、お母様方のご意見・ご要望などを献立に取り入れることができる。

毎日の献立については次のことを心がけています。
・栄養面においては良質のたんぱく質、日常摂取しにくいカルシウム、新鮮な緑黄色野菜を豊富に取り入れて栄養基準量を確保し、見た目にもおいしい給食を提供する。
・年齢的な嗜好を考慮し、発達に応じた調理を行う。（咀嚼力に見合った調理形態や味付けの工夫をする。）
・有害な食品添加物（防腐剤や着色料）、刺激の強い香辛料、人工甘味料の入った食品は避け安全な食材料を使用する。